「銀行で働いていてストレスを感じる瞬間5選」と「おすすめのストレス発散方法3選」

僕は銀行で働いている時ストレスを感じなかった日は1日もありませんでした。

ただこれは僕だけでなく、銀行で働いている人は皆そうなのではないでしょうか。

Twitterで「銀行 ストレス」と検索すると悲鳴混じりのツイートが多々あります。


また実際銀行で働いている人が、どれだけストレスを感じているのか裏づけとなる証拠をある日発見してしまいました。

それはとある病気になってしまい休んでいた時、職場復帰する為に本部に設置されている健康管理センターに行った時の事です。

個人面談を行う部屋に案内されるのですが、そこにはたくさんの本が置いてありました。

           

どんな本が置いてあったのかと言うと、上の本みたいな感じで「ストレスに関する本」「うつ病に関する本」「人間関係に関する本」などメンタル的な事についての本ばかりでした。

僕はとあるメガバンクで働いていたのですが、思ったよりも健康管理センターに通っている人が多い事を主治医から聞き、ストレスで心を悪くしている人の多さを実感しました。

 

そこで今回この記事では一人でも多くの銀行員の力になる為にも「銀行で働いていてストレスを感じる瞬間5選」おすすめのストレス発散方法3選」を解説していきます。

銀行で働いていてストレスを感じる瞬間5選

上司とお客さんとの間で板挟みになった時

銀行で働いていると上司とお客さんとの間で板挟みになる事は頻繁にあります。

 

例えば融資する事は8割型決まっているのに、金利交渉で長引いたりする時はかなりストレスが溜まりました。

収益確保の為に「なるべく高い金利で融資しろ!」と命令する上司と、「なるべく低い金利で融資してほしい」と少しでも払う金額を少なくしたいお客さんとの間で板挟みになります。

どちらの気持ちもわかるのですが、決定権のない自分にはどうしようもなく、両者の間に立ち融資交渉を納得の形でなんとか終わらせる必要があります。

 

銀行員の腕の見せ所と言ってしまえばそれまでなのですが、僕は交渉が長引けば長引くほどストレスが溜まりました…。

 

 

理不尽に八つ当たりされた時

銀行で働いていれば、かなり理不尽に八つ当たりされる事も多々あります。

周りの上司は上司でストレスを感じているので、そのストレスを直接ぶつけられる事がよくありました。

 

例えば何も怒られるような事をしていなくとも怒られたり、担当していない業務を無理矢理押し付けられたりといった事がありました。

「ちょっとこの仕事代わりにやっといて」と上司が自分勝手に休憩に行ったり、お局ちっくな上司に「私がこんな目にあうのはあなたが仕事できないから」と言われ30分近く上司の近くに立たされ公開説教されたり、銀行員の若手はかなり苦労します。

 

一人前になる為の通過儀礼的な雰囲気が銀行内に溢れていて、理不尽な八つ当たりに気づいても見過ごされるケースがほとんどなので、ストレスは溜まる一方でした…。

 

 

とんでもないクレーマーに遭遇した時

お金が直接絡む仕事だけあって、たまにとんでもないクレーマー対応を迫られる時があります。

 

僕が体験した例だと、「お金を返せ」とお客さんに強く怒鳴られるクレームです。

なぜこんな事になったのかと言うと、前任の担当者が投資信託をこのお客さんに販売していたのですが、かなりの損失が出てしまったのが原因でした。

前任の担当者が投資信託を販売する時は必ずリスクに関して説明しているはずなのですが、このお客さんは「そんな話は聞いていない」「お金を返せ」と何度も何度も怒鳴ってきました。

 

もちろんお金を返す事は出来ないですし、お客さんの怒りは一向に収まらないしで、このクレームにはしばらく頭を抱えました。

最終的には損失が少しずつ減って行った事でお客さんの怒りが鎮まって行ったのですが、僕の中に溜まったストレスは半端じゃなかったです。

 

 

ミスの転換をされた時

銀行は減点方式で人事評価される為、ミスは厳禁です。

ただ、その為に上司にミスを押し付けられると言う事も少なくありません。

 

例えば、書類に不備が見つかった時に「この書類を作ったのはこいつです。」とかノルマ達成出来なかった時に「こいつが足を引っ張ったから。」とかの転換は日常茶飯事です。

 

もちろん上司よりも若手の言葉は信頼してもらえないので、上司の思うようにミスが転換されてしまいます。

自分は何もミスをしていないのに、ミスの転換により人事評価が悪くなっていくストレスにはかなり苦しめられました。

 

 

成果を横取りされた時

上司に成果を横取りされた時は、怒りを通り越して呆れました。

 

お客さんとの交渉が締結し、書類を作った後に、「契約は俺がいくから」と成果を横取りされた事がありました。

後で確かめてみると担当者名が上司の名前に変えられていました。

そうなると自分の成果として反映されず、上司の成果となるので、まさに泥棒です。

 

怒りを通り越して呆れるとともに、こんな卑怯な事をする人が銀行で働いていて大丈夫かなと心配にもなりました。

金輪際こんな人と一緒に仕事なんてしたくないと当時は毎日がストレスでした…。

 

 

 

おすすめのストレス発散方法3選

同期や友人と遊ぶ

同期や友人も同じような悩みを抱えている事が多いので、自分が普段感じている思いや感情をさらけ出しましょう。

自分だけでストレスを解消する事は難しく、溜め込んでいると体調や心に支障を来たす事もあるので、ストレスを感じたらなるべく早めに同期や友人と遊んでください。

中でもおすすめはカラオケです。大きな声を出すと科学的にもストレス減少に繋がることが証明されているので、思う存分大きな声を出せるカラオケはおすすめです。

 

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趣味に没頭する

何かに没頭できる趣味があるというのは、ストレスを抱えている時にかなり大きな助け舟となります。

例えば映画鑑賞したり、ドラマやアニメ鑑賞をしたりする事で仕事の事を忘れられ、気持ちをリフレッシュできると言う人は僕の周りにたくさんいました。

 

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グリーンエクササイズをする

科学的に一番効果あるとされているのが緑溢れる自然の中運動をする事です。

都市部で働いている人は、なかなか自然と触れ合う機会がなく、ストレスが溜まっていくこ事が多いようです。

近くに自然がない場合は、電車や車で緑溢れる環境に移動し、ウォーキングや瞑想をする事でストレスを取り除きましょう。

 

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以上の3つがおすすめのストレス解消法です。

それでもストレスが解消されない場合は転職を視野に入れましょう。

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